代表メッセージ

MESSAGE

「1人では何も解決できない」

新型コロナウイルス感染症が蔓延しはじめた2020年、医療現場はとてつもない物資不足に陥りました。
マスク、ガウン、手袋、消毒用アルコールなど、ありとあらゆる物資が不足し、最前線の医療者を守る手段が失われていく毎日。スタッフが徹夜で物資を自作し持ち寄ったり、本来使い捨ての物資を使いまわしたり、、、
緊張も体力も極限に達していきました。

或る日、医療現場の現状を外部に訴えたところ、ありとあらゆる業界の方が手を差し伸べてくれました。
余剰物資を集めてくれた他医療機関の方、いち早く海外からマスクを調達してくれた行政の方、地域の防災倉庫の物資を提供してくれた町内会の方、消毒用アルコールを作って寄付してくれた酒造メーカーの方、医療用ガウンを作成してくれたプラスチック加工会社の方、などなど。
みるみるうちに、病院中に物資が行き渡り、スタッフに安堵の表情が生まれました。

1人では解決できないこと、組織内だけでは解決できないことも、共通の社会課題解決に向けて同志が集まれば解決できる。
私たち「薬薬連携SDGs KANAZAWA」は、薬に関する社会課題解決に向けて、年齢や所属の垣根をこえて、協働するために活動しています。

特定非営利活動法人 薬薬連携SDGs KANAZAWA

代表理事 宇夛 裕基

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特定非営利活動法人 薬薬連携SDGs KANAZAWA
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